北九州市IR誘致 市長「IRはニュートラル」(20190924 NHK北九州)

NHK北九州
The Team IR JAPAN visited Kitakyushu City.
THEチームIRジャパン 北九州市視察
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市長「IRはニュートラル」
カジノを含むIR=統合型リゾート施設の整備区域の選定に向けて観光庁が意向を調査した結果、北海道や東京都など8つの地域が誘致に向けた申請を予定、または検討していることがわかりました。
一方、北九州市は「予定していない」と回答していて、北橋市長は、24日に開かれた定例市議会の決算特別委員会で、「IRの誘致は様々な意見がある非常に難しいテーマで慎重に対応していく必要がありニュートラルの立場を取っている」と述べました。

観光庁が今月19日までに全国の都道府県と政令市に対してカジノを含むIR=統合型リゾート施設を誘致する意向についてアンケートを行った結果、8つの地域の9つの自治体が整備計画の申請を予定、または検討していると回答したということです。

具体的には、すでに施設の誘致を表明していた横浜市、大阪府と大阪市、和歌山県、長崎県のほかに、新たに北海道、千葉市、東京都、名古屋市の4つの自治体が加わりました。

この調査について北九州市は、「予定していない」と回答したということです。

これについて24日、定例市議会の決算特別委員会で北橋市長は「IRの誘致は、国内外からの観光客の増加や自治体の収入増といったメリットが考えられる一方で、治安の悪化やギャンブル依存症の増加といったデメリットが懸念されるなど様々な意見がある非常に難しいテーマだ。このため慎重に対応していく必要がありニュートラルの立場を取っている」と述べました。

その上で、「国の意向調査はあくまで9月19日時点の意向を二者択一で確認されたので、本市の状況を踏まえると『予定していない』を選択するのが適当と考え回答した。今後、具体的な事業計画が示された場合は、その内容について精査し将来のまち作りに向けて引き続き慎重に勉強を重ねていきたい」と述べました。

IR=統合型リゾート施設の誘致をめぐって北九州市では、ことし5月、市内の中小企業の経営者らで作る団体などが「北九州市IR推進協議会」を立ち上げています。

また、アメリカや香港などの事業者が今月、6日間に渡って、市内各地を視察しました。